LSD組み付け ミッション バラし編 |
ミッションの構造は複雑です。 このページを書いている現在、バラしたところで、ようやく理解し始めた・・・・・ってくらい複雑です。 とにかくミッションに関する知識がないので、サービスマニュアル通りにバラしていきましょう。 ギヤシフトガイドケースを外します。液体ガスケットでくっついてるので、写真のようにハンマーで叩いて外しました。 ギヤシフトロケーティングボルトを外します。 レフトケースキャップ(三角形の板)と、Oリングを外します。 ギヤシフトヨークボルトを外します。 写真はありませんが、これで、ギヤシフトASSYが上から抜けますので外します。 5速ギヤのカバーを外します。これも液体ガスケットでくっついてるので、マイナスドライバとハンマーで外しました。 5速ギヤの登場。左のインプットシャフトの先端のサークリップを外します。 シフトフォークのプラグネジを外して、中のボールを磁石で抜きます。 そんな工具は持ってないので、私は換気扇用フィルターに付いてきた磁石とドリルチャックで抜きました。 Φ4.5スプリングピンを抜きます。私は、まずはプライヤーで押し込み、次に写真のように先端の細いボルトで更に押し込んで 最後は、六角レンチで叩いて強引に抜きました。 これで、インプットシャフト側の5速ギヤが手で外せました。マニュアルにはギヤプーラでって・・・・・大丈夫? これが外した5速ギヤのインプットシャフト側部品。いや〜複雑な構造です。 次にカウンターシャフトナットを外す準備で、1速と3速を2重かみ合い状態にします。 写真のスパナみたいなのが、3枚あって、上から5速/バック、真ん中が3速/4速、下が1速/2速用です。 外してる当初は、それすら理解できてなくて、相当悩みました。硬いし。指の力では動かないのでドライバーでえいっと。 これで、カウンターシャフトナットが外せました。これまた、プーラー要らずでスルっと・・・・・さあ次行こう! ベアリングストッパープレートを、大きいプラスドライバーで外します。 ここは、ネジ留め材が塗ってあるので、超硬いです。写真のようにドライバーとレンチを組み合わせて外しました。 ここに、カウンターシャフトの軸方向のガタ調整用シムが入ってるので、これも外します。 写真の3ヶ所の、スプリングとボールを磁石で抜き取ります。 全部同じと思って油断していたら、スプリングが違うじゃん! 後でディーラで調べてもらった結果、5速/バック用が右の巻き数が多いやつでした。 リバースギヤシャフト用のボルトを外します。 いよいよケースを割ります。当然、ここも液体ガスケットでくっついてるので、私はまずここをバールで開いて 次に、ここをハンマーで叩いて、ちょっとづつ開けました。 やっと開きました。ちょっと一休み・・・ バラした後で、組み方が判らなくなる可能性大のため、写真をいっぱい撮っておきました。 右の写真の、リバースギヤシフトレバーの固定ボルト2本を外せば、後は引き抜くだけのハズなんですが なかなか抜けない・・・・・インプットシャフトをクラッチ側から叩いたり、デフを叩いたりで、やっと抜けました。 次は、デフとリングギヤを分離するために、ベアリングを外したいが抜けない。 今、思えば、ベアリングプーラがあったら・・・・・と後悔してます。。 私は、まずスピードメータ用のプラスチックギヤの破壊から始めました。 そして、ギヤプーラーでベアリングを抜きました。 この作業のために、アストロ製の小さい万力を購入。これが固定が甘く回ってしまうので、テーブルに 直に周り止めのネジを埋め込んでやりました。スピンナー+延長パイプでなんとか外すことに成功。 番外編。 LSDには関係ありませんが、持病の2速ギヤ抜け対策として、まずはお手軽な以下をやることにしました。 1.フォーク交換 2.スプリング&ボール交換 2速のフォークASSY フォークはシャフトに、Φ4.5とΦ2.7のスプリングピンが2重に入って固定されています。 こんなことは、サービスマニュアルには書いてなくて、ディーラで注文して初めて判りました。 これが、抜けなくて・・・・・私は、切れの悪くなったΦ2.5のドリルで、まず小さいピンを抜いて 大きいピンは、六角レンチに頑張ってもらい、なんとか抜きました。 いや〜、バラすだけで、疲れちゃいます(^^; 次は、LSD組み付け ミッション 組み立て編 です。 TOPへ |