AT→MT載せ換え-2 : 必要な部品 |
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私は下表の部品を購入し、MT化しました。 基本は中古なのですが、中古で見つからなかったミッションマウントや、軽量フライホイール、強化クラッチは新品です。 ベアリング等は純正は高いので、少しでも安く仕上げるために、お気に入りのモノタロウで買いました。 本当は、クラッチペダルブラケットも必要なのですが、これが中古で出回ってなかったので自作しました。(別途アップします)
又、以下の工具をお持ちの方は問題無いですが、私は持ってなかったので、これらの工具も買いました。 ”うま”は保険です。若い頃はジャッキで上げて、車の下に潜ってましたが、倒れたら死んじゃいますからね。
以上、私の場合はだいたい10万円でMT化出来ましたが、中古部品の値段に左右されますね。 ここで、中古部品を探す時に知りたいのは”互換性”、つまり、HA21S以外の何の車種用が使えるのか? 私なりに調べた結果、以下の車種は互換性有りです。この型式と部品名でひたすら検索して探しました。 ※C系のワークスやアルトの部品も使える物はありますが、自信が無いのであえて載せてません。
ここで、注意したいのは、ターボとNAではミッションやドライブシャフトが違うことです。 中古で買う場合は、必ず”ターボ用”か確認しましょう。 実は、私、ドライブシャフトはATとMTは互換性があると思い込んで、AT用をそのまま使っていたのですが、 ミッションに刺さる部分の長さが違うので、抜けてミッションオイルが漏れてきて、気付きました(^^; それで、あわてて調べた結果、ドライブシャフトは、NA用、AT用、ターボ用の3種類あることが判りました。 ドライブシャフト部品番号
↑左から、AT用左、MT用左、AT用右、MT用右。 ちなみに、このMT用はハブ側にギザギザリングがありABS付き用だと思いますが、ABS無し車にも使えます。 ↑左がAT用、右(緑色)がMT用。MT用の方が約5mm長いので、AT用だとCリングがデフの奥まで届かない。 つまり、ロックされないので走っているうちに抜けてきて非常に危険! ミッションに力いっぱい刺しても、手で引っ張って抜けるようではロックされてませんので気を付けましょう。 もう一つ、互換性が無い部品は、クラッチペダルブラケット。 ワゴンR等のハイト系と、アルトでは、形状が全く違いますので注意。詳細は、ブラケット加工編でアップします。 今回のMT化において、中古で買った部品の中で最も後悔しているのは、なんと、ミッション本体で、 2速だけ低速走行の無負荷状態、20km/h前後でギヤ抜けします。それ以外の走行パターンでは問題ありません。 原因は、シフトをロックするボール部のばねのへたりとか、シンクロあたりとか言われてて、ミッションをばらさないと 修理できません。これまで、ギヤ抜けする車に乗ったことが無かったので、これはショックでした。 私が買ったミッションは、ヤフオクに出品している某○○パーツというお店なんですが、購入検討時に、いろいろ質問しても 全く回答が無くて不審に思ってはいたものの、値段に負けてつい手を出してしまった自分の責任と思ってます。 みなさんに、同じ思いをしてほしくないので、中古部品を買うときは、ちょっと高くても、素性の明らかな物を選びましょう。 AT→MT載せ換え-3 : AT 取り外し TOPへ |