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 K6A エンジン オーバーホール : 2018年6月10日 (9月29日レビュー更新)

 ※最初に。スマホで見れるように写真が大きくしたのでPCで見づらかったらすみません(^^;

 きっかけ
  2015年2月の購入時16万kmの時から排気ガスがオイル臭くて、ステムシールを交換して一旦回復したかと思ったけど、
  完治はせず、ピストンリングの交換を決意しました。

 オーバーホールの方法
  オーバーホールの方法は、エンジンクレーンの要らないクランクケースのみ車両側に残す簡易的な方法ですが、目的はピストンリング
  交換なので十分です。 以前、アルトワークス HA21Sでも同じ方法でやりました。

 オーバーホールに必要な部品
  まさかのピンボケ(><)ですみませんが、↓写真の物を交換しました。
  ガスケットとボルト類はディーラーで、ついでにリビルトオルタネータ、ウォータポンプも換えたので約4万円もかかってしまった。
  

 オーバーホールにかかった期間
  3週間。私はサラリーマンなので基本、土日作業ですが、外した部品の掃除や加工は平日夜やりました。
  掃除7割、作業3割。その他、初めてやる作業はすんなりいかないことが多く、考えたり途方に暮れたり(^^;


 分解作業
  まずは、2日間かけてバラしました。その中で、気になった所を紹介します。

 エキゾーストマニホールド(エキマニ)
  シリンダへの取り付けボルトが、青矢印はそもそも付いてなく、黄色矢印は緩み切って引っ掛かってた(^^;
  更に、ガスケットも取り付け面もオイルでギトギトなんですけど(^^;
  オイル臭いのは、ギトギトの排気ガスが緩んだ隙間から漏れてたのも、一つの原因でしょう。
  

 シリンダー
  ヘッドを外したら、シリンダーの外側が超錆びてて、1番と2番の上側なんか蓄積物でつながっちゃってるよ(^^;
  これの掃除は後半で紹介します。
  

  シリンダーの内面の傷をチェックしたら、3番の赤矢印の範囲に浅めの縦傷が沢山。。。。。
  

  続いて2番にも一本、縦傷が。。。。。 結果、1番だけがキレイでした。まあ、結局、そのまま組み上げちゃうんですけど(^^;
  

 ヘッドとバルブ
  まあ、基本カーボンの蓄積が凄いんですが、特に3番がひどい。
  

 一旦、休憩で、サンエスメタルクリーンアルファで清掃。写真はないけど、ピストンとコンロッドは煮込みました。
  

 ピストン、ピストンピン、コンロッド
  この写真は仕上げ後。なんと1番と2番のピンとコンロッドが超かじってて、でかいソケットとロングボルトで強引に抜いたら、
  ピストン、ピン、コンロッドの全てに傷が付いて入らないし回らないという事態に。。。。。 ここから4日かけて手で仕上げます(^^;
  

  1000分の1ミリ単位で作られている物を、こんな作業でまともな状態になるはずがない(^^; 手感でスムーズに入るまで削った!
  

 バルブ
  カーボンの蓄積が凄い。カムとのクリアランスを調整しないのが前提なので、バルブシートとの当たり面を削らない様に気を付けて
  フライスで回して、棒ヤスリ、紙ヤスリ、ピカールで仕上げた。排気バルブが弱いと言われるけど、まともな状態で良かった。
  

  

  エキマニ スタッドボルト
  スムーズに組むためにタップを切っていて気付いたんですが、3番の車両後方のスタッド穴だけ、オイルリターン穴に貫通してる!
  これがオイル臭の原因? 主原因かは判らないが、候補の一つだ。
  

  

 バルブ組み付け
  ここは特に苦労してませんが、我流の紹介で、15分で12本組み付けました。方法はワークスで考えたコレ
  

 シリンダー外側の錆削り
  狭くて手は入らないので、棒ヤスリで削って、水で流しました。スリーブ脇の底にヘドロの様な物が溜まっていたので
  それも棒ヤスリで突っついて、出来る限りキレイにしました。
  

  

 ピストンリング
  写真はオイルリングの新旧を比較したところ。右が新品。古いのは合口の隙間が狭いです。ここに期待。
  

 エキマニ穴
  入り口も削りたいが、出口(タービン側)が小さ過ぎる!
  入り口の直径がΦ27に対して、出口はφ25程度でしかも偏ってるので削って広げた。
  


 ここからは写真ないけど、組み付け時のコツというか苦労した作業
  オイルパン組み付け
   クラッチケーブルが邪魔なので、ステアリングシャフトの上に乗っけてやれば、作業スペースが出来ます。

  ベルト組み付け
   オルタとウォーターポンプ用のベルトを組む順番は、オルタネータの上側はフリーにしておかないと組めません。
   ベルト張りのアジャスタを付けてから、オルタをバールで引っ張って組み付けました。

 最新のエンジンルーム
  タワーバー、冷却水パイプ、ブローバイパイプの錆が酷かったので、手持ちの緑色の缶スプレーで塗装しました。
 

 排気系の掃除
  エンジンオーバーホール後も若干オイル臭い感じがして、思い当たるのは排気系の中の汚れ。
  フロントパイプとマフラーの内側のスス落としをやりました。方法は棒の先にステンたわしや小さい亀の子たわしを付けてゴシゴシ
  仕上げは水を流し込むという大胆な方法で(^^; 写真は撮ってませんがタイコ部分も同じ方法で掃除しました。
 



 レビュー
  ジムカーナ練習会に二日間参加してきました。
  ブースト1.5で、3速までの全開走行を繰り返しても全く問題無かったこと、一番の目的であったオイル臭に関しては、
  特に長い下り坂の後の白煙は完治しました! やはり原因はピストンリングでした。 ちなみにオイルは10W-30。
  標高1000mと高地でのジムカーナなので、これまでブーストが1.2程度までしか上がらないのは標高のせいかと
  思ってたけど、今回目標の1.5までバッチリかかりました。前回からタービンも換えたのでどちらの効果か明確では
  ありませんが、調子が良いのは間違いないので成功です!
  一方、温間時のアイドリングで、今までなかったカタカタ音が出てるので、コンロッドとピンの遊びのせいか
  タペット音か、いずれにしても横着して安く仕上げた代償かと(^^; ありきたりですが自己責任ですね。

  2018年9月29日追記
   二か月 2000kmでオイル交換したら、なんと、あまり汚れてない!
   今までで一番キレイな状態でした。
   オイルが汚れるのって、ピストンリングがへたって燃焼室のカーボンがオイルに混ざる影響が大きいのかも。
   あらためてオーバーホールして良かったなと思いました。



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