アルトワークス(HA21S)のページ 本文へジャンプ


 私、これまでブーストアップは、いろいろ試してきたので、それなりの知識は持っています。

 でも、それらを詳しく解説しているHPがあったら割愛しよう・・・・・と思って調べてみましたが、

 私のような貧乏チューンまでカバーしたHPは無いので、ここに紹介したいと思います。


 まず、アルトワークスに限らずターボ車全般の、ブースト制御の仕組みは、
 インテークの圧力が上がると、空気がアクチュエータを押して、エキゾーストのレバーが動き、排気圧力を逃がすことで、
 タービンの回転上昇を抑えて、ブーストが設定以上に上がらないようにしています。

 

 ブーストを上げるには、アクチュエータを押す空気の量(圧力)を減らすか、アクチュエータを動きにくくするために
 アクチュエータそのものを変えたり、ロッドの長さを短くしたり、ばねを追加したりする方法があります。


 空気の圧力で制御
   ・電気式 ステッピングモータ 〜 HKSはこれ。
   ・電気式 ソレノイドバルブ   〜 HKS以外はこれ。
   ・機械式 ダイヤル調整式   〜 VVC等。空気の通路の大きさをダイヤルにより機械的に調整。
   ・オリフィス             〜 インテークとアクチュエータを繋ぐホースの中に、オリフィスを入れ調整。

     


 アクチュエータのばねで制御 (制御って言えるのか・・・)
   ・強化アクチュエータ 〜 中に入ってるスプリングのばね定数が高い分、動きにくくなりブーストが上がる。
                    又、ロッド長さを調整することで、プリロードを調整できるので微調整も可能。
   ・スプリング追加   〜 ばね定数も上がるし、プリロードも調整できるので、うまく作れば、強化アクチュエータと
                    同じ制御が可能。

     


 ざっくりと、特徴を整理すると、こんな感じです。
制御方法 発売元 室内調整 メリット 価格
空気の圧力で制御 電気式 チューニングメーカはみんなこれ 特性変更、学習機能等 \20000〜
機械式 今はオークションの輸入激安が主流 電気式以外は
機能は優位差無し
\1500〜
オリフィス オークションにある簡単ブーストアップ × \1500〜
アクチュエータの
ばねで制御
強化アクチュエータ チューニングメーカ × \10000〜
スプリング追加 これは売ってないので自作になります × \500〜


 お金をかければ、ハイスペックな電気式を選べば、見た目も良いし、高度なブースト制御ができます。

 しかし、私の経験では電気式がベストとは思ってなくて、これについては別途詳しい特集を設けます。

 貧乏人のひがみじゃないですよ(^^;



 ブーストアップ 現在の仕様/過去の仕様

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