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 本題に入る前に、ミッションを載せ換えるきっかけからお話したいと思います。

 2011年9月に、日光サーキット走行中、まず4速に入らなくなり、次に3速、終いにシフトチェンジ自体ができなく
 
 なって、なんとかピットには戻ったものの、クリープもほとんど無くなり、自走不能に。

 翌日、ローダーで取りに行きました。。
 
 2011年9月 日光サーキット

 既にAT自体、処分してしまったので、今となっては真の原因は判りませんが、2008年にATのダイヤフラム

 破損に気付かず、ATFを空にして自走できなくなったことがあります。

 その時もローダーのお世話になりました。
 
 2008年夏 作業&セッティングによく使う環状線

 但し、ATFを空にしたのは2008年夏で、その後、3年は全く問題無かったところからすると、これのせいでは無さそう。

 私が推測しているAT破損の原因は、

 ・ATの想定トルクを超えたトルクでの無理な使用
   例えば、マージン含め最大12kgf・mで設計されたATに、13kgf・mを入力したため、クラッチが滑り摩耗しきった。

 ・無理なシフトチェンジによる破損
   HA21Sの、ATのシフトチェンジは難しく、D→2にするつもりが1速まで行ってしまうこと等、頻繁に繰り返したせいで
   シフトチェンジ関連の部品が破損。(細かい構造は理解してないので想像です)

 ・ATFの温度の上がり過ぎ
   ATFの温度計は無いのでこれも想像ですが、サーキットを1ヒート走る度に、何かのフェールセーフのせいか
   アイドリングしかしなくなる症状が出てました。HA21SのATは、70km/hくらいから下はロックアップしないので
   滑り続ける=ATF油温上昇し易い これの影響は大きいのではと思ってます。

 いずれにせよ、修理しないといけないのですが、そこで3つの選択枝がありました。

  1.中古のATに載せ換え
  2.中古のMTに載せ換え
  3.車自体の買い替え
      (※新品ATは20万もするので無し、ATの修理もいかにも高そうなので無し)

 ここで、私は免許取って20年以上のいい年なので、残りの車人生と合わせて考えました。

  AT載せ換えは、安いけど恐らくまた壊してしまうし、更なる速さは実現できない →前向きでない

  車自体の買い替えは、予算の問題もあるけど、普通車にするには駐車場スペースの問題があり断念。

  更なる速さを手に入れるにはMT化・・・・・ここで立ち止まっている時間は無い。 よし、やってるぞ!!

 この結論に至るまで、AT破損から一ヶ月かかりました。やはり大きな故障は気が滅入ってしまい、思考停止していました。


 AT→MT載せ換え-2 : 必要な部品

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