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 カプチーノ サイドブレーキの最適な引き代 : 2016年5月8日

 正確には「パーキングブレーキの引き代」

 整備解説書の基準値は、6〜10ノッチ となってます。

 なので、当然のことながら、6〜10ノッチの間にするべきですが、気持ち的に少な目の「6」にしたくなりますよね?

 私、これまで基準値なんて気にしたことはなくて、感覚的に程よい遊びにしてて、たまたま6ノッチでした。

 これまで、ジムカーナで少しでも効かせたいので少な目にしてて、それでも弱いと感じてたので、

 対策として、レバーの長さを延長して、レバー比を大きくすることを考え、中古のレバーをヤフオクで落札。

 で、いざ細かくチェックしていたら大事なことに気付きました!

 カプチーノのサイドブレーキは6ノッチ以下にしたら効きが弱くなってしまいます!

 なぜかと言うと、レバー比が一定ではない為で、これはカプチに限ったことではないのかも知れません。

 下の写真は、車両右側(運転席側)から見た状態。右側が車両前側です。

  ← 0ノッチ。
  ← 6ノッチ。
  ← 10ノッチ。

 0から6にかけては、あえてレバー比を小さくして、一気に遊びを無くして、6からは大きなレバー比で効きを重視しています。

 しかし、ここで注目したのは、6ノッチと10ノッチは結構、レバー比が違うということ。

 理論的には、10ノッチの方がレバー比が小さいので、同じ力なら大きな制動力が得られます。

 つまり、6ノッチより、10ノッチにした方が、確実にリヤをロック出来ることになります。

 実践は次回のジムカーナで確認してみます。

 参考ですが、最大ノッチ数は19です。下の写真は、左側が15ノッチ、右側が19ノッチの状態です。

 10ノッチに設定した場合、19ノッチまでは9ノッチも余裕があるので安全性は全く問題ありません。

 

 これまた参考ですが、車両装着状態での角度のイメージです。

  ← 0ノッチ。
  ← 6ノッチ。
  ← 10ノッチ。

 一点、気にしておくべきこととしては、10ノッチで既にカバーがかなり引っ張られてるので、これ以上にすると

 カバーが破れるか、効きが甘くなる可能性があることです。

 ということで、まずは基準の最大の10ノッチを試してみます。



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