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------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------- カプチーノ 車高調 シュピーゲルPro Spec Neo 取り付け 調整 2017年9月15日 調整履歴(備忘録) ・全長は最も低い状態から上げた回転数 ・プリロードは遊びゼロから締めた回転数 前プ 前全 後プ 後全 2017,09,10 5 7 2 5 2017,09,16 5 10 2 0 2017,10,08 3 8 0 0 2017,11,05 5 8 2 0 2018,03,17 5 9 2 0 2019,04,05 5 17 2 13 車検対策。これなら9cm確保して車検通るが車検場のセンサーではエラーになる。 2019,04,06 5 8 3 0 185/55R14で前後共、指一本。家の駐車場は擦らないので見た目的にもっと下げたい。 2019,04,21 5 6 3 0+ネジ10mmカット どうしても下げたくて、リヤの下側のネジを10mmカット。 2019,04,29 5 4 3 0+ネジ10mmカット リヤとのバランス取りで、フロントを下げた 2019,05,18 3 6 3 0+ネジ10mmカット タイヤハウスに当たるのでプリロード減らした。車高は保持。 2019,05,19 1 8 3 0+ネジ10mmカット まだ当たるので更にプリロードを減らして干渉は無くなった。 2019,06,23 1 9 3 0+ネジ10mmカット 右前だけガッツリ当たるので、一回転上げた。 2019,07,07 2 9 3 0+ネジ10mmカット ジムカーナのブレーキアンダー対策で上げたが効果無し。元に戻したい。 2019,07,16 2 7 3 0+ネジ10mmカット 見た目重視でフロントを下げた。 2020,08,29 FL:2/7 FR:5/7 RL:1/0 RR:4/0 前後とも右ばかりタイヤがフェンダに当たるので一人乗りを想定して左右変えてみた。 ジムカーナではいい感じだった。あとは道志での干渉テストだな。 2020,08,31 FL:2/5 FR:5/5 RL:1/0 RR:4/0 前の全長を2回転下げた 2021,04,12 3 20 0 25 車検対応。ちょっと前下がりだったようで光軸NG。でもこの車高で光軸OKに調整したので次回はOK。 2021,04,30 FL:0/5 FR:3/5 RL:0/3 RR:3/3 前を下げて、後ろを上げてみた 2021,05,16 FL:0/4 FR:3/4 RL:0/3 RR:3/3 フェンダー加工したので、フロントを下げてみた。街乗りOKだけどジムカーナどうかな 2021,05,21 FL:0/7 FR:3/7 RL:0/3 RR:3/3 外側フェンダーに干渉したので、ジムカーナでも当たらない様にフロント3回転アップ ガッツリ当たって塗装?げてます リヤ下側のネジをカット。 2019年5月5日の見た目:カッコイイ! 背景 これまでは、スズスポの減衰力調整式ショックアブソーバとローダウンスプリングで、街乗りとジムカーナを楽しんできましたが、 G/WにナンカンNS-2Rを履いてジムカーナをやったら、リヤのRS-R 2巻きカットだと低過ぎてコーナーで底付きしまくって不快極まりない。。 その後、底付き対策で、前後共スズスポのローダウンに変えたら乗心地はいいけど、見た目、フェンダーとタイヤの隙間大きくていまいち。。。 ←F:スズスポ、R:RS-R 2巻カット ←F:スズスポ、R:スズスポ。リヤが上がってます ↑ 165/55R15のナンカンNS-2Rで、フェンダーとタイヤのスキマは指2本。。。正直カッコよくない。我慢ならない。。 この車高でも、早々にバンプ当たりするので、バンプラバーをかなり切って、やっと乗心地が確保された状態なので、これ以上は下げれない。 低さと走り、乗心地の両立はやはり車高調しかないでしょ!! これまで密かに貯めたヘソクリが7万円あるので、ヤフオクで売ってる新品激安の7万5千円前後のやつを比較してたところに、 シュピーゲルPro Spec Neoの中古が! 個人出品で走行距離2000km、雨の日は乗ってないっというレア物を発見! これ、新品だと10万円弱するだけあって、激安車高調にはない、減衰力30段調整、ピロアッパー採用、 そして何より市場に多く出回ってるので、レビューが参考になるし、補修パーツが豊富且つ、そこそこのメーカーなので今後も安心かと。 レビューを見ると、ちょっと使いこんだ方が馴染んで渋さが取れて乗心地が良いってのもあったので、こりゃあ中古もありかな〜と。 で、落札でラスト10分から勝負して延長30分を戦った結果、中古なのに6万円を入札してついにゲット!(^^; アルトワークスでは車高調使ってなかったので、その前だとS14‥・・・おー!11年振りの車高調だからテンション上がるのか!! 手元に届いてから、まずは、中古なのでバラして掃除して組み直しから。 バラして思ったのは、これだけの構成部品で出来てて新品10万円ってけっして高くないな〜と。 だってそんなに数が出ないだろうし、削り出し部品は多いし、見えないとこなのに見た目にこだわってアルマイト仕上げだし。 次は、いろいろ寸法をチェック。 まず驚いたのはショックアブソーバの本体で、パッと見、前後同じに見えたのに実はちゃんと違うんです! こだわって作ってます。 ←上がリヤ用、下がフロント用、ロッドの長さが違います。 次に驚いたのは、↓コレ! なんと減衰力を全数チェックしてから出荷してるようです。しっかり管理してます! さて! ここからが本題です! 私、まがいなりにもプロのサスペンション設計者なので、いろいろ計算してセッティングの計画を立ててみました。 ショックアブソーバのストローク ↑ちょっと判りにくいですが、写真左側(車両上側)のワッシャーとショックアブ本体との隙間=ストロ−クを測ってます。 この後、写真は無いんですが、ダストブーツとウレタンストッパーを外して、ショックを縮めて底付きするまでのストロークを測った結果、 ↓なんと、ピストンロッドのストロークはこれしか無い!! 伸び側と縮み側を合わせて70mm?? これは少ないぞ。。。 写真が無い理由は、単筒ショックは高圧ガス封入の為、圧縮の反力が強くて、片手で縮めながら写真が撮れなかった。。。
ちなみに↓これがウレタンバンプストッパー。前後共、全長35mm。前提条件として最も縮んだフルバンプ状態で14mmまで縮むとすると ロッドストローク フロント:70mm、リヤ:76mmを、縮み側(バンプ)と伸び側(リバウンド)にどんなバランスで振り分けかが大事と考えてます。 ←前後共、35mmの同じ物が入ってました 車両重量 一人乗りと二人乗り、1人55kgで計算すると↓こんな感じかと。ばね下重量は知らないので適当な数値です(^^;
ばね定数 ↓フロント:6kg/mm、リヤ:4kg/mmで、スプリングにキレイに印字されてて明確です。車高調としては柔らかい方です。 レバー比 フロントはロアアームの途中にマウントしてるので、タイヤ位置でのばね定数を計算するには、レバー比が必要です。 例えば、ロアアームのど真ん中にマウントしてたら、レバー比0.5。ネット情報だとカプチーノのフロントはレバー比0.69だそうです。 タイヤ位置でのばね定数は、6kg/mm x 0.69^2 = 2.86kg/mm。 リヤはナックルに直接ショックが付くのでレバー比1です。 以上から、タイヤ位置のばね定数は、フロント:2.86、リヤ:4。 一般的に、前が硬ければアンダーステア、リヤが硬ければオーバステア、ということからすると、これはオーバー傾向かと。 ※カプチーノは前後にスタビライザーが付いてるので、これも考慮する必要あり。 1G状態のストローク ジャッキアップ状態(=荷重ゼロ) 〜 1G状態(=普通に止まっている状態) までの、ストロークを計算してみます。 これは単純に、ばね上重量を、ばね定数で割るだけです。続けてショックアブのストロークも計算、単純にレバー比を掛けます。
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