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------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------- 「キャスター角調整」 と 「DIYタイヤバランス取り」 : 2016年8月17日 カプチーノのフロントのアライメントはトーしか調整できませんが、オフセットの小さいホイールを履かせる為に、キャンバーをつけるべく ロアアームの取り付け部の穴を長穴加工を実施したのですが、写真撮ってなかったのでアップしてませんでした。 ロアアームの取り付け部を前後共、同じ量だけ移動させればキャンバーが変わりますが、後ろ側だけ取り付け位置を変えると キャスターを変えることができます。 【キャンバー調整】 黄色の部分を移動させれば、その分、水色が移動しキャンバーが変化する。 私のは、5mm長穴にしてます。このときはドリルの側面を使って削りましたが全然削れず半日くらいかかって嫌になりました(^^; 【キャスター調整】 ピンクの後ろ側だけを移動させれば、タイヤ側は水色の方向に移動しキャスターが変化する。 今回はこれに挑戦。既に、キャンバ調整の為に5mm削ってるの所に更に5mm追加加工して10mm長穴にしてみました。 今回、キャスターを調整したそもそもの目的は、僕のカプチーノ、昨年買ったときからなんですがハンドルが右に取られます。 どうやら前のオーナーが、右前の足をどこかに強打した様で、サスペンションメンバー自体が歪んで、ロアアームの取り付け位置が 後ろにずれていて、結果、キャスター角が立っている(少ない)状態になってます。 何が悪さするかと言いますと、まず、大きなタイヤだと、タイヤハウスとの隙間が減ったことで干渉し易くなり履けません。 そのせいで、165/50/R15なんて小さいタイヤだったのかな。。。 他の害としては、直進性が悪化します。 具体的には、常に右側にハンドルが取られ、真っ直ぐ走るには左に操舵力を与え続ける必要があり、気分も悪いですし、 タイヤにも負担がかかっていると思います。 夏休みで時間もできた上に、曇りなので、いよいよ重い腰をあげました。 まずジャッキで上げてウマをかけて ロアアーム、ショックの下側、スタビリンクを外して いろいろある安物ツールの中から今回は一番右を使用 大胆な長穴にしました! 10mm長穴加工。(大丈夫?) 参考に前側。これはキャンバ用に以前5mm長穴加工。 ↓これは何かと言いますと、10mm長穴加工にする為に、目安として、φ10のドリルをボルトと一緒に入れてみた状態。 削り過ぎても嫌なので、これがギリギリ入る様に、削りこんでいきました。 ↓10mm長穴にすると、すぐ脇にあるガソリンホースのガードにナットが当たる為、マイナスドライバーで曲げました。 削った部分は錆びるので、シャシブラックを吹いておきました。 組み付けた写真は撮ってませんが、タイヤハウスとの隙間は左右、同じくらいになったので、まずは目的の位置にはなったと思います。 はたして、効果の程は? 速度は150km/h程度まで、その他、一般道もいろいろ走ってみましたが最高! とにかく真っ直ぐ走ります! ハンドル取られずに真っ直ぐ走るって、こんなに気持ちいいものだとは(^^; DIYタイヤバランス取り 13インチ化したとき、バランス取らずに組んで、いざスピードを出したら、120〜140km./hのハンドルのプルプルがひどい! スピード大好きな私にとって、これはガマンできません。こんな状態で200km/hまで踏む気にはなりません。 タイヤを組んでくれたお店に一度持っていったのですが、バランサーで「115g」という表示が出た時点で「ダメだこりゃ〜」 原因はタイヤ?ホイール?両方かも知れませんが、ダメ出しギブアップされてしまい、他のお店を探しましたが、1本500円で バランス取りしてくれるお店は見つけられず、これは自分でやるしかないと。 ネットでいろいろ調べてみた結果、車のタイヤとホイールは幅が広いので、内側と外側、それぞれどこが重いのか調べるには、 プロが使っているタイヤバランサーを使って回転させながら計測しないとムリってことが判りました。 でも、アルミホイールの場合、見た目的に、外側にウェイトを貼りたくないし、カプチーノに13インチを履かす場合、 内側の端は、ナックルやアームがギリギリでそこにもウェイトを貼ることが出来ません。 ということで、真ん中あたりに貼るしかないので、回転させながらの動的なバランス取りは不要で、 静的にどこが重いのか判ればバランスを取ることが出来る! ということから、DIYでのバランス取りに挑戦しました。 ネットで調べてみると、球体をセンターに当てて、スマホの水平器アプリを使っている人がいたので、これをマネてみようと 球体を探したのですが、硬くて安い球体ってなかなかないもんですね〜。 ホームセンターを見てて、まず候補に上げたのが「ソフトボール」。 大きさ的には、よさそうなんですが、表面の硬さがちょっと頼りないのと、縫い目が悪さしそう、 あと意外と値段も高くて、最も安くても700円もするので却下。 次に目を付けたのは、ダイソーの「おたま」とパーティーグッズの「くす玉」。 まずは「おたま」のリベットをグラインダーで飛ばして、球体の部分を分離、そして二つをグラステープで貼り合わせてみました。 ところが、タイヤを乗せると二つのおたまが微妙にずれてしまい、これはいまいち。。。。。 次に「くす玉」をばらして、中身を取り出し、これも同じくグラステープで貼り合わせて、いざタイヤを乗せたら「スポッ!」とはまった。。 どうやら直径がピッタリみたいで、パッケージにはφ75って書いてあるのに実測はφ73でした。 このホイール、内側はφ73で外側は段が付いててφ70くらいなので、まるでこのホイール専用のようなサイズ! でも極力センターを精度良く出したいので、十字にグラステープを貼って、ちょっときつめにしてみました。 ちなみに隣にいるのは、何にでも興味津々な「ケナちゃん」 バランスを取る為の土台は、手持ちの硬くて精度が良い物を重ね合わせただけ。 下のは、何かのアルミ押し出し材、上のは、ロングボススペーサ。本当はこの上に金属の板を乗せたかったんだけど いい大きさの物がなかったので、上下は木の板。 ホイールの上に直接スマホが乗らないので、手持ちのアルミの板を乗せます。 こんな風に、スマホの水平器アプリを起動して乗せてバランス取りをしました。 実際の角度はとても小さく、最大でも1.0°、最後の詰めは0.1°単位という物なので、これは目視では絶対できません。スマホ万歳! 作業を進めていって判ったのは、球体の精度のせいか、床が傾いている(?)せいか、なかなか0°にはなりません。 床の傾きを調べる為に、床にスマホを乗せると、最大1.2°も傾いてる・・・・・・・・・我が家は新築で購入して10年、 そんなハズは無い! というのを証明するために、寝てる子供を起こして、ビー球を準備。 大丈夫!転がりません! ということで、この床を基準にして測ることにしました。 私が使っている水準器アプリ、キャリブレーション機能があるので、床に置いた状態でキャリブレオン。 おそらく、スマホの中にあるGセンサー(?)がスマホ本体に対して1°程度ずれているんでしょう。 バランスウェイトは、アマゾンで60g 5個セットで1000円のを購入。もっと安く売ってるとこありそうですが面倒だったので。 これはウェイトを貼った状態。これが一番バランス悪くて、85gも貼ってます。他は30g〜60g程度でした。 はたして効果の程は? とりあえず、150km/hまで出してみましたが、プルプルしません! 大成功と言っていいでしょう! 今回かかった費用は、ウェイト1000円+おたま200円+くす玉100円=1300円。微妙な値段ですね。。 ウェイトは半分残ってるので、次回は無料と考えればまあいっか(^^; HA21S, EA21RのTOPへ |