HT07 タービン オーバーホール 2012,12,27 |
HT07 A/R9 タービンのオーバーホールに挑戦しました。 先日、白煙対策で、バルブステムシールを交換しましたが完治してないんです。 ブーストをかけずに走る限りは、全く白煙は吹かなくなったので効果はあったのですが、ブーストをかけたあとの アイドリング時に白煙が出ます。原因はオイル上がりかな〜 と思い、白煙が出ているときにエンジンを 止めてプラグを見てみたけど、綺麗に乾いています。 これはエンジンではなくて、原因はタービンでしょう! 早速、ネットで”HT07 オーバーホール”で検索してみると、詳しく解説してくれてる人がいます。 なので、ここでは細かい作業については割愛して、写真メインで主に注意点について書きます。 オーバーホールというのは本来であれば、消耗品を交換するべきなのでしょうが、HT07のオーバーホールキットって 売ってないですよね。そもそも、バラすのが始めてで構造を完全に理解できてないため、何を交換したら良いのか。。 ただ、バラして掃除して組み立てるだけで、白煙は治まるのでしょうか? という疑問はありますが、これで直ればラッキー! くらいな気持ちで実践してみました。 参考に私のタービンは↓これです。中古でちょっと整備されたやつを25000円で購入後、約2年使用しました。 まずは、バラす前にコアとハウジングの位置決めのためにマーキングします。回転方向はフリーなので重要な作業です。 これは、エキゾースト側。私は、棒ヤスリでゴリゴリやって、線を引きました。 これはインテーク側。こっちはポンチでマーキングしました。 あとは、どんどんバラしていきます。 液体ガスケットで張り付いてます 逆ネジに注意!結構、硬かったです。 これはひどい!スラッジ超蓄積してます。 これは、そんなに硬くなかったですが このネジは結構、硬かったです スラスト受けです 思った通り超汚れてます。 全部品、メタルクリーンαで煮込みます。 煮込んでいいかんじになった状態 参考です。ちゃんとバランス取りされてます。 こっちもバランス取りで削られてます。 この汚いのをワイヤブラシとピカールで ここまで仕上げました! これでゆっくり回して仕上げました。 これもワイヤブラシで こんな感じに掃除 参考:フローティングメタルブッシュ あとは、バラすのと逆の手順で組んでやればok。ビス類はゆるみ止め剤を塗って組みました。 あとは車に組むだけです。 年内には走らせたいと思ってます。が、寒くて作業が捗りません(^^; インプレッションは年明けにする予定です。これで白煙吹かなくなったとしたら、どういう原理なんでしょうね。 ちなみに、私、いつもながら超いいかげんな作業で、タービン交換するときに交換する部品は オイルラインの銅ワッシャだけで、あとの部品は全て再利用してます。 唯一交換する銅ワッシャはストレートで買うので、ディーラには最近行ってませんね。 水ラインの合わせ目の紙ガスケットは、単品売りしてないので、液体ガスケットで代用してます。 2013-01-04 組んで走った結果 2012年末に車に組んで走ったところ、白煙吹きます・・・・・オーバーホール前と変化無し。。 ブーストは掛かるし、普通に走るし、アイドリングの回転も問題無いけど、アイドリングで白煙が・・・・・ オイル下がりはバルブステムシールを交換済み、タービンはオーバーホール済み、残るはオイル上がりか。。 また、エンジンばらすの面倒だな〜 と途方にくれて、ネットで”オイル上がり 白煙”とかで調べてみたら オイルの粘度を上げると効果有り と言ってる人がいたのでダメもとで、ちょっと硬いのに交換。 今までの、モノタロウ10W-30から、バルボリン10W-40をケーヨーデーツーで1800円で購入して交換した結果、 交換直後は、たまにアイドリングで白煙が出てましたが、しばらく走ったら全く吹かなくなりました!! タービンのオーバーホールの効果は?正直全く判りませんが、やって悪くなった点はないので成功としましょう! 私のエンジン、圧縮は測ったことが無いので、オイル上がりなのか定かではありません。 私の推測は、濃い目の燃調のために、エンジンオイルのガソリン希釈が早くて、すぐにシャバシャバになり オイル上がりと、タービンのシールからとダブルで漏れていたのではないかと。 しかし、今までは10W-30に交換すれば、しばらく白煙を吹かなかったのに、今回は酷かったので シリンダー、ピストン、ピストンリングの摩耗は進行してるのでしょう。 今後は、しばらく10W-40を使って様子を見ていく予定です。 TOPへ |