LSD組み付け ミッション 取り付け編 |
さあ、あとはミッションを車に載せるだけです。 ところが、降ろすときのような勢いでは行きません。重力に逆らわなくてはいけないので。 私の場合、下の写真のように、パンタジャッキの力を借りて持ち上げました。 いい加減に、エンジンとミッションの高さを合わせても、なかなかドッキングできません。 コツは、とにかく、エンジンとミッションの前後方向、上下方向の”軸”を合わせることです。 そうしないと、フライホイールに圧入しているベアリングに、ミッションのシャフトが入っていきません。 最初は、かなり適当に位置合わせしていたら、全然入らず、この作業だけで二時間くらいかかってしまいました。。 このK6Aとミッションは、実は、たった4本でしか固定されていません。 最初は上から位置合わせを試みていたのですが、全然入らないので、下からやることに切り替えてみました。 これが、下の前側。フロントパイプの付け根の横にあるボルトです。 下が車両前側です。 そして、これが下の後ろ側。 リヤ側エンジンマウントの下にある埋め込みボルトです。 下が車両前側です。 上の写真の2ヶ所が、ここまで入れば、あとは締めていくだけです。 次は、車両後ろ側と左側のミッションマウントを介して、車両にミッションを固定します。(写真無し) そして、次は、ミッションの前側をエンジンマウントに固定するのですが、エンジンマウントが変形して穴がすれて組めません。 ここで私は、エンジンを持ち上げて、穴を合わせてボルトを組みました。 自分でやっておいて何ですが、この組み方は、とても正しいとは思えないので、もっと良い方法があれば知りたいです。 この二箇所です。 あとは、小部品を組んでいくだけ・・・・・のはずが、私の場合、もう一点、苦労しました。 それは、ドライブシャフトを、ミッションに挿入したときに、オイルシールのバネがなぜか外れてしまうんです。 作業がオイルまみれなので、そのときの写真はなく、これはオイルを入れる前の写真です。 ここにバネが入ってます。 ドライブシャフトを、ミッションに入れるとき、最初はホイール側から勢いで押し込んでいたのですが、 それだと、二回やってもバネが外れてしまったので、次は、車の下に潜って、シャフトの先端をハンマーで 軽く叩いて、オイルシールに触れないようにデフに入れます。 その後、ゆっくり、シャフトを回してオイルシールに馴染ませるようにして、やっと、まともに組めました。 この作業で、ミッションオイルが漏れないように、出来る限り車両を傾けてやってみたものの、200ccくらい 出てきてしまいました。もちろん、これは再利用しました。 余談ですが、車の説明書には、マニュアルミッションの5速の場合、オイル量は2.1リッターと書いてあります。 私は、けちって、これまで2リッターしか入れてなかったのですが、今回、LSDを組んだら2リッターでも、 ドレンボルトの穴からあふれてきました。 おそらく、LSDはノーマルデフより大きいために、オイルの量は少なくなったのだと思います。 他に、「あ〜、こうやって作業すればよかった〜」という項目としては、ミッションとボディの干渉です。 ゴリゴリです。 塗装が剥がれてます。 ミッションかボディに、作業前にガムテープでも貼っておけば、こんなことにはならないかと。 私は、載せた後、シャシーブラックを吹いておきました。 これで、なんとか、組み付け完了です! LSDが本領を発揮するのはサーキットなので、それは今後の挑戦として、とりあえず街なかを走った 感じでは、アクセルオンではハンドルが重いような気がする・・・・・効いてますねLSDが! アクセルオンで、ハンドルを真っ直ぐに戻す力が違います。 サーキット走行が楽しみです! あと、スズキスポーツLSDの出荷状態のイニシャルトルク4kgmのままだと、ガキガキ言わないですね。 私は、過去にガキガキ言うデフを組んでて、「大丈夫この車?」とよく同乗者を不安にさせていたので、 静かな方が良いと思ってまして。ブレーキもそうです、「キー」ってママチャリかよっ、って言われちゃうし。。 これまた余談ですが、2速ギヤ抜け対策として、シフトフォークとポジション決めのスプリング/ボールを交換した結果、 今のところ抜けなくなってます。やってみるもんですね。もうちょっと様子を見てレポートしていきます。 TOPへ |