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 私、オイルクーラー無しで、真夏のミニサーキットを走ってみましたが、数周で120℃に達します。

 エンジンの耐久性を考えたら、120°でも高すぎるかも知れませんね。

 お金をかけずに、オイルクーラーを付けるには、中古かな〜 と思って探していたらヤフオクに出ている

 激安新品オイルクーラーを発見!

 調べたところ、HA21S(K6A)には、サンドイッチタイプではホースを通すスペースが無いようなので

 エレメント移動式の新品激安を15000円で買って、付けてみました。

 

 効果は絶大で、真夏のミニサーキットを走り続けることができ、100℃を超えませんでした。

 しかし、数ヶ月使っていたら一つ問題が。

 オイルが汚れてくると、白煙を吹くようになりました。タービンがダメなのか?と初めは思ったのですが

 オイル交換と共に、オイルエレメントも交換すると白煙は収まります。

 しかし、一ヶ月くらい経つと、また白煙が・・・・・

 そのため、このオイルクーラーは取り外しまして、売ってしまいました。

 外すと、白煙は全く出なくなりました。

 もしかして、白煙の原因は、オイルクーラーの抵抗が大きいためではないだろうか?

 そう仮説を立てた私が次に考えたのは、極力抵抗を減らすためにエレメント移動式は止め、サンドイッチ式で

 オイルを取り出す方法は無いだろうか?

 早速、実践してみました。

 用意した物
  ・新品激安 サンドイッチタイプ オイルクーラー 12000円
  ・新品激安 45°フィッティング x 2         3000円
  ・取り付けステー ホームセンターにて        300円

  取り付け後の完成状態。コアはなぜか紫・・・


 汎用サンドイッチタイプをどうやって付けたのか? 大公開です。

 まず、K6Aに付けるためには、サンドインチブロックがでかすぎてオイルパンに当たってしまうので、グラインダーで削りまくって
 写真のようにします。ここまで削ってしまうと、外側のOリングは付けられないので、内側のOリングだけを使います。
  でかいC面を取るイメージで干渉部分を削ります。

 次に、クロスメンバーの加工です。
 当然のように、ここからホースは出る隙間は無いので、クロスメンバーを外して、ハンマーで叩きまくって、こんな形にします。
 

 ホースを付けると、こんな感じに。というかホースが当たらないところまで叩きまくって凹ました結果です。
 

 

 

 コアまで付けると、こんな感じです。
  コアが紫だから激安なのか・・・・・

 これは、おまけですが、すこしでも抵抗を減らす目的でエッジは削りました。
  同様に裏側も全てエッジを丸くしました。


 効果は?

 いいですね〜、エレメント移動式のような短期間で白煙を吹くことはありません。

 それでいて、冷却効果もバッチリで、真夏のミニサーキットで100℃以下を維持してくれました。

 しばらくは、この仕様でいく予定です。

 あと、気を付けたいのは、激安オイルクーラーのブロックとフィッティングの合わせ面の精度がかなり悪いため、
 そのまま組むとオイル漏れの可能性大、というか最初のエレメント移動式のときはいつも漏れていました。
 対策として、今回は液体ガスケットを塗った結果、漏れませんでした。



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