HA21S 仕様と記録 (最高速、ゼロヨン、サーキット) |
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私のHA21Sの仕様別での、最高速、ゼロヨン、サーキットラップタイムを日付順にまとめてみました。
エンジンパワーやコンディションを確認するのに、安定して簡単な方法は”最高速”と考えてます。 サーキットのタイムは、パワー以外にタイヤやサス、一番は腕!に左右されるので、あくまで参考ということで。 ゼロヨンは、トラクションのコントロール、シフトテクニックに大きく左右されてしまい、実際、私はマニュアルに載せ換えたにも かかわらず、オートマのタイムに遠く及ばない情けない状況・・・・・練習あるのみです。 私のエンジンチューンの特徴は、”オートマ用ノーマルECU”で、このパワーをコントロールしている点です。 タービンをHT07等の大きな物に交換した場合、ほとんどの人はスズキスポーツやショップのECUに交換していて、 それに加えて、Eマネージ等のサブコンで微調整する人までいます。 私の場合は、ノーマルECUをベースに以下の部品と調整で制御しています。 ・点火時期 デスビを回しで進角させ、12〜13°付近に設定。 ノーマル基準値はは5°で、レギュラーガソリンでノッキングしないよう全域で点火時期は遅めのため、かったるい。 ノーマルECUの点火マップは、素人がいい加減なブーストアップをしても、エンジンを壊さないように、ブーストを 上げると点火時期を遅らせるので、点火時期5°のままでは、いくらブーストを上げてもパワーは出ません。 ノッキングしなくて、中速域のパワー、高回転の伸びのバランスを見た結果、12〜13°にしています。 ・燃料調整 定番の、エスクード用燃料レギュレーターで燃圧を上げ全域増量をベースに、SFC-MULTIで微調整。 インジェクターはノーマルの230ccのままなので、HT07 A/R9を回すには、燃圧アップは必須アイテムです。 2010年は、燃圧ノーマルのまま乗っていた結果、8番プラグが二回死に、三回目はプラグが溶けて、2番のピストンが ガリガリになり、ヘッドガスケットが抜けました。それの修理、”エンジンオーバーホール”は別途アップします。 ちなみに、エスクード用燃料レギュレーターは、ポン付けしただけでは濃すぎて、低速域でカブります。 それを、SFC-MULTIで低圧時は薄め、高圧時は保険で濃い目に。下の写真を参照願います。 ・ブーストアップ 別ページ ”ブーストアップ 現在の仕様/過去の仕様” を参照願います。 ・ブーストリミッター TAKE OFF 限界くん2で解除。(※2012,05,28追記:SFC-MULTIで解除できることが判明。近々試してみます) ※2012,06,04修正 : ブースト1.2でリミッターが介入しました。SFC-MULTIの標準設定で解除できずトライ中。 ※2012,06,10追記 : SFC-MULTIの出力電圧設定は諦めて、ダイヤル設定でリミッターがかからないように設定した。 今回わかったこと ブーストリミッターが一度でも働いてしまうと、フェイルセーフで7000rpmがレブリミットになってしまう。 これに気づくのに2週間かかりました。 原因追求のために、ダイアグノーシスを短絡して、メーターのエンジンチェックランプを付けっ放しで走行。 おそらく、ブーストリミッターが働くと、コード61 となり、その後は7000rpmがレブリミットになる。 いまいち、自信を持って言えないのは、3回しか表示されないためです。 その他、エラーコードとして、コード63も表示されたが、これは特に走行には支障なさそう。 私のHA21Sの場合、オートマ用ECUで、シフトポジションセンサーを取り外しているせいか、常時コード72が 表示されてしまう。コード72は、シフトレバースイッチが同時に2つ入った場合のエラーで、フェイルセーフで シフトの固定や優先順位決めをするだけのようなので、マニュアル車には影響無いと思ってます。 しかし、このエラーコードは数値が少ない物から多い物へ順番に表示するために、この72が最後に出るため 今回のブーストリミッター等のエラーを探す場合は、ちょっと邪魔です。 2012年6月9日、近所のディーラーに行き、サービスマニュアルを注文しようとしてわかったのは、なんと紙の サービスマニュアルは廃盤となっており、CDしかなく、しかも32000円! あきらめました。 しかも、そのディーラーには、最終型のワークスのサービスマニュアルしかありませんでした。 最終型とHA21Sとでは、コードの番号が違うので、参考になりませんでした。 ヤフオク等でも、なかなか出回ってません。もう、旧車なんですかね。 ※2012,06,16追記 : テイクオフ限界くん2によるブーストリミッターカットに変更 SFC-MULTIの、出力電圧のディップスイッチでは、標準の4.2Vだとリミッターが効いてしまうので →4.1V→3.8Vも試したが、リミッターは解除できなかったため、再度、限界くん2を装着しました。 ちなみに、私、限界くんのプラスとマイナスを逆に接続し壊してしまったので、テイクオフに送って修理して もらいました。(修理代金3150円+代引き手数料+送料=4500円) 直って良かったです。 ・スピードリミッター PIVOTのSPEED METER-Vで解除。 オートマのときは、TAKE OFFの限界くん2で解除していました。 マニュアル車のスピードリミッターは単純で、車速信号を単純に半分にしてECUに送っていると聞いてます。 ところが、オートマの場合は、アクセル開度とスピードでギヤを決めるため、マニュアル車の方法で速度半分なんて してしまうと、シフトタイミングがおかしくなって、まともに走りません。 そのため、オートマのスピードリミッター解除は非常に凝った制御をしていて、HA21Sの場合は、125km/hまでは リアルにECUに信号を送り、アクセル全開時は120km/hまで3速を生かし、それ以上のスピードでは、125km/h一定の 信号を送ることで、ノーマルリミットポイント130km/hが働かない絶妙な制御をしています。 2012/05のSFC-MULTI設定と最高速 2012, 08, 16 更新 2年振りに、大好きな伊那サーキットに行ってきました。 前回からの変更点としては、マニュアル化、LSD装着、Sタイヤ(フロントのみ)、軽量化、と盛りだくさんの改造メニューで 挑んだのですが、結果は、51.7s。 それぞれのメニューで、1秒づつアップしてもいいくらいなのですが、そんなに世の中、甘くないです。。 最も手こずったのは、LSD。 FFもワークスが始めてなのですが、FFのLSD付きは想像以上に手ごわくて、今の僕の腕では、アンダーとオーバーを 使い分けることすらまともにできないので、ライン取りがめちゃくちゃで。。。 この日は、午前中はドライでしたが、午後はあいにくの雨で、アタックはあきらめてFFのLSD付きの練習に専念しました。 まだまだ、この仕様でタイムアップできるはずなので、挑戦を続けます。 と言っても次は来年かも。。 一番左が僕のワークス。他の3台は走り仲間です。 このページは、記録更新や関連ネタがまとまったら、都度アップデートしていく予定です。 TOPへ |