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 私のHA21Sの仕様別での、最高速、ゼロヨン、サーキットラップタイムを日付順にまとめてみました。

時期 気温 ステージ 記録
(/回転数)
ミッション タービン ブースト ECU インター
クーラ
エアクリ マフラー 触媒 燃圧 点火時期 燃調
2008/11 8℃ 高速ちょい下り 181/6900 オートマ ノーマル 1.1 ノーマル
AT用
ノーマル ノーマル ノーマル 有り ノーマル 13° ノーマル
2009/08 30℃ 伊那サーキット 55.1s 1.2 ステン
メッシュ
デフ下直管
2009/12 10℃ 高速ちょい下り
直線
183/7000
15.8s
1.2 デフ上ワゴン
R用社外
2010/08 30℃ 伊那サーキット 54.2s HT07
A/R9
1.0 ジムニー
流用
SFC-
MULTI
2010/12 4℃ 高速ちょい下り
直線
199/7600
14.8s
1.25 無し
2011/08 25℃ パレット那須 39.4s 1.4 エスクード
レギュレータ
2011/09 25℃ 日光サーキット 46秒台 1.4
2012/05 10℃ 高速ちょい下り
直線
207/7700
15.7s
マニュアル 1.2 12.5°
2012/05 10℃ 高速平坦路 203/7500
2012/08 26℃ 伊那サーキット 51.7s
 ※最高速とゼロヨンは、PIVOT SPEED METER-Vの値です。

 エンジンパワーやコンディションを確認するのに、安定して簡単な方法は”最高速”と考えてます。

 サーキットのタイムは、パワー以外にタイヤやサス、一番は腕!に左右されるので、あくまで参考ということで。

 ゼロヨンは、トラクションのコントロール、シフトテクニックに大きく左右されてしまい、実際、私はマニュアルに載せ換えたにも
 かかわらず、オートマのタイムに遠く及ばない情けない状況・・・・・練習あるのみです。

 私のエンジンチューンの特徴は、”オートマ用ノーマルECU”で、このパワーをコントロールしている点です。

 タービンをHT07等の大きな物に交換した場合、ほとんどの人はスズキスポーツやショップのECUに交換していて、
 それに加えて、Eマネージ等のサブコンで微調整する人までいます。

 私の場合は、ノーマルECUをベースに以下の部品と調整で制御しています。

  ・点火時期
     デスビを回しで進角させ、12〜13°付近に設定。
     ノーマル基準値はは5°で、レギュラーガソリンでノッキングしないよう全域で点火時期は遅めのため、かったるい。
     ノーマルECUの点火マップは、素人がいい加減なブーストアップをしても、エンジンを壊さないように、ブーストを
     上げると点火時期を遅らせるので、点火時期5°のままでは、いくらブーストを上げてもパワーは出ません。
     ノッキングしなくて、中速域のパワー、高回転の伸びのバランスを見た結果、12〜13°にしています。

  ・燃料調整
     定番の、エスクード用燃料レギュレーターで燃圧を上げ全域増量をベースに、SFC-MULTIで微調整。
     インジェクターはノーマルの230ccのままなので、HT07 A/R9を回すには、燃圧アップは必須アイテムです。
     2010年は、燃圧ノーマルのまま乗っていた結果、8番プラグが二回死に、三回目はプラグが溶けて、2番のピストンが
     ガリガリになり、ヘッドガスケットが抜けました。それの修理、”エンジンオーバーホール”は別途アップします。
     ちなみに、エスクード用燃料レギュレーターは、ポン付けしただけでは濃すぎて、低速域でカブります。
     それを、SFC-MULTIで低圧時は薄め、高圧時は保険で濃い目に。下の写真を参照願います。

  ・ブーストアップ
     別ページ ”ブーストアップ 現在の仕様/過去の仕様” を参照願います。

  ・ブーストリミッター
     TAKE OFF 限界くん2で解除。(※2012,05,28追記:SFC-MULTIで解除できることが判明。近々試してみます)
     私の経験だと、VVCで微調整に失敗した際、ブースト約1.6でリミッターが作動しました。
     ※2012,06,04修正 : ブースト1.2でリミッターが介入しました。SFC-MULTIの標準設定で解除できずトライ中。
     ※2012,06,10追記 : SFC-MULTIの出力電圧設定は諦めて、ダイヤル設定でリミッターがかからないように設定した。
        今回わかったこと
         ブーストリミッターが一度でも働いてしまうと、フェイルセーフで7000rpmがレブリミットになってしまう。
         これに気づくのに2週間かかりました。
         原因追求のために、ダイアグノーシスを短絡して、メーターのエンジンチェックランプを付けっ放しで走行。
         おそらく、ブーストリミッターが働くと、コード61 となり、その後は7000rpmがレブリミットになる。
         いまいち、自信を持って言えないのは、3回しか表示されないためです。
         その他、エラーコードとして、コード63も表示されたが、これは特に走行には支障なさそう。
         私のHA21Sの場合、オートマ用ECUで、シフトポジションセンサーを取り外しているせいか、常時コード72が
         表示されてしまう。コード72は、シフトレバースイッチが同時に2つ入った場合のエラーで、フェイルセーフで
         シフトの固定や優先順位決めをするだけのようなので、マニュアル車には影響無いと思ってます。
         しかし、このエラーコードは数値が少ない物から多い物へ順番に表示するために、この72が最後に出るため
         今回のブーストリミッター等のエラーを探す場合は、ちょっと邪魔です。
         2012年6月9日、近所のディーラーに行き、サービスマニュアルを注文しようとしてわかったのは、なんと紙の
         サービスマニュアルは廃盤となっており、CDしかなく、しかも32000円! あきらめました。
         しかも、そのディーラーには、最終型のワークスのサービスマニュアルしかありませんでした。
         最終型とHA21Sとでは、コードの番号が違うので、参考になりませんでした。
         ヤフオク等でも、なかなか出回ってません。もう、旧車なんですかね。
     ※2012,06,16追記 : テイクオフ限界くん2によるブーストリミッターカットに変更
         SFC-MULTIの、出力電圧のディップスイッチでは、標準の4.2Vだとリミッターが効いてしまうので
         →4.1V→3.8Vも試したが、リミッターは解除できなかったため、再度、限界くん2を装着しました。
         ちなみに、私、限界くんのプラスとマイナスを逆に接続し壊してしまったので、テイクオフに送って修理して
         もらいました。(修理代金3150円+代引き手数料+送料=4500円) 直って良かったです。

  ・スピードリミッター
     PIVOTのSPEED METER-Vで解除。
     オートマのときは、TAKE OFFの限界くん2で解除していました。
     マニュアル車のスピードリミッターは単純で、車速信号を単純に半分にしてECUに送っていると聞いてます。
     ところが、オートマの場合は、アクセル開度とスピードでギヤを決めるため、マニュアル車の方法で速度半分なんて
     してしまうと、シフトタイミングがおかしくなって、まともに走りません。
     そのため、オートマのスピードリミッター解除は非常に凝った制御をしていて、HA21Sの場合は、125km/hまでは
     リアルにECUに信号を送り、アクセル全開時は120km/hまで3速を生かし、それ以上のスピードでは、125km/h一定の
     信号を送ることで、ノーマルリミットポイント130km/hが働かない絶妙な制御をしています。

  2012/05のSFC-MULTI設定と最高速


 2012, 08, 16 更新
 2年振りに、大好きな伊那サーキットに行ってきました。
 前回からの変更点としては、マニュアル化、LSD装着、Sタイヤ(フロントのみ)、軽量化、と盛りだくさんの改造メニューで
 挑んだのですが、結果は、51.7s。
 それぞれのメニューで、1秒づつアップしてもいいくらいなのですが、そんなに世の中、甘くないです。。
 最も手こずったのは、LSD。
 FFもワークスが始めてなのですが、FFのLSD付きは想像以上に手ごわくて、今の僕の腕では、アンダーとオーバーを
 使い分けることすらまともにできないので、ライン取りがめちゃくちゃで。。。
 この日は、午前中はドライでしたが、午後はあいにくの雨で、アタックはあきらめてFFのLSD付きの練習に専念しました。
 まだまだ、この仕様でタイムアップできるはずなので、挑戦を続けます。 と言っても次は来年かも。。
  一番左が僕のワークス。他の3台は走り仲間です。


 このページは、記録更新や関連ネタがまとまったら、都度アップデートしていく予定です。


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