20年落ちカプチーノを楽しむ方法 : カプチーノ(EA21R)のページ!

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 ヘッドライトLED化 : 2017年5月4日更新


 新車のヘッドライトは、今でもコストの安さからハロゲンが主流ですが、低消費電力で明るいディスチャージ(HID)の採用機種が増えてきてました。
 ですが、HIDには欠点があって、点灯直後は暗いのと、本領発揮するとかなり明るい=眩しいので、今では光軸の自動調整が義務付けられて、
 車高センサーの分コストがかかる物となっており、それが普及の妨げになっています。

 そして最近は、LEDの性能が上がってきて、徐々に普及し始めてきてます。

 僕が興味があるのは、カプチーノに付けられるハロゲンバルブから交換可能な海外製の激安品、やっと買い時が来ました(^O^)/

 カプチーノのロービームはプロジェクター式で、効率的にはレンズを介するのでロスがあり、それが原因でみなさん暗いと言ってますよね。
 こいつを明るくしてやって、普通の車と同等の明るさにする…という何とも目標が低い欠陥ライト対策です。

 僕の場合、ハイビームは滅多に使わないのと、車検をパスしたいのでハイビームには手を付けず、今回はロービーム用H3だけ探した結果、
 Amazonで、送料込み2個2990円の激安品を購入、早速、取り付けてみました。
 消費電力の少ないLEDなのに、こいつは純正ハロゲン55Wに対し40W、これは相当明るさに振った商品なので期待できます。

  ←激安品は多数ありますが、レビューを見てそこそこだったので。

 40WのLEDは発熱量が多いので冷却ファンが付いてるんですが、これがデカイ!!
 ↓カプチーノのロービームはプラスチックのカバーが付いてるんですが、当然、全くこれには入りません。
 

 僕のカプチーノ、元々HIDが付いてたので、このプラスチックに穴を開けてコーキング材で防水加工してあったのですが、
 このファンをコーキングして防水仕様にするのは物理的に無理なので違う方法を考えました。
 ↓ゴム手袋を切って、小指の部分にバルブを通して、手首の部分を本体にかぶせて、ビニールテープで防水(^^;
  

 後日、ダイソーで探したところ、↓こんな良い物が100円で! シリコン製ジャバラ。 次回、外すことがあったら、これに交換してみようと思います。
 

 あと、もう一つ大変だったのが、バルブの固定方法。そのままでは付きません! なぜかと言うとLEDは首が太いんです。
  

 ↓赤矢印の部分が超狭くて、そのままでは金属のクリップが通りません。対策として緑で囲った部分を棒ヤスリで削って隙間を確保しました。
   削り過ぎると強度が不安だったので、ちょっと削っては、クリップが通るか確認して、かなり時間を使いました。
   ちなみに、こいつは固定部分のプラスチックと、金属製の本体部分が回すだけで外れるので、作業性は良かったです。
  


 続いて配線加工。
 緑の矢印のところで切って、ギボシ端子を付けてやれば完了、超簡単です。
 左上の黒い四角いのは、LEDキットの一部で、HIDのバラスト的な物?かよく判りませんが小さいので邪魔にはなりません。
 ここで大事なことがあって、配線が赤と黒なので、色合わせで黒どうし、赤どうしをつないだら着きません(^^;
 純正配線と、このキットの配線の赤と黒を、それぞれ逆につないでやると点灯します(^^; 理由は知らないので聞かないで下さい。。
 


 あと、もう一つの心配点(まだあるのか!)は、冷却ファンがでかいので、インナーフェンダーに干渉します。
 インナーフェンダーはペラペラのプラなので、ちょっと当たってるくらいだから、装着自体は全く問題ありません。
 写真撮ってませんが、普通に街乗り、高速、ちょっとした峠道程度では全く干渉はしなかったですが、近々、ジムカーナに行くので、
 フルブレーキ前荷重+大舵角で干渉しなければ今後も大丈夫でしょうけど、最悪はもげるかも(^^;
  2017年5月7日 更新
   ジムカーナでも干渉せず問題無し! 165/55R15、車高ローダウンレベルなら全く問題ありません!

 で、肝心の明るさはどうなの??
  2017年5月7日 更新
   いや〜明るい! ノーマルのハロゲンとは別次元の明るさ。 購入時付いてたHIDより明るい。
   光軸調整は、とりあえず対向車が眩しくない程度の高さに調整してみて、いい感じ。
   ですが、絶対的な明るさレベルは、これでやっとうちのパレットレベル(ハロゲン)です。。
   プロジェクターだけど、光軸はビシッとは決まらないようで、広く散る分、標識が見易い・・・・・ってことは対向車はちょっと眩しいかも(^^;

 結果は、元々の目標の、普通のハロゲンレベルの明るさってのは達成。
 付けた瞬間から明るいのも〇だし、かなりの白さなので、いじってる感も〇。ということで費用対効果大で大満足!






 ブレーキランプLED化 ダイオード追加 : 2016年3月11日更新

 Amazonで、2個240円の激安品。 「S25 ダブル LED 27連」で検索すると出てきます。

 レビューの評価はかなり悪く、スモールがつかない、暗い、スモールとブレーキの明るさの差がほとんどない、すぐ切れる等々・・・

 ですが、ポイント溜まってたので実質タダで買えるのと、この激安シリーズのS25シングルをウィンカーで試したところ、明るさは十分で

 問題無かったこともあり、ダメもとで購入してみました。

 ↓大きさは、ほとんど同じくらいなので全く問題ありません。

 


 早速装着して、明るさを比較してみました。テールランプをトランクゲートの上に乗せて、室内から撮りました。

 まずはスモール。昼間のスモールは写真じゃ違いが判らないですね。。若干LEDが暗いかな。

                   ↓電球                                      ↓LED
 


 次にブレーキ。単独で見たときはまあまあかと思ってたけど、こうして並べるとLEDはかなり暗いですね。。

                   ↓電球                                      ↓LED
 

 これで、しばらく走ってから気が付いたのですが、スモールを付けてないのにブレーキを踏むとブーストメーターが光る・・・・・

 最初は何が起きているのか判らず、追加メーターの配線に異常があるのかな? くらいに思ってたんですが、

 よくよく見ると、ブレーキを踏んだ時にブーストメーターだけじゃなくて、純正のメーターも、うっすら光ってる。。

 これは、明らかにLEDのせいだ! でネットで探してみると、どうやら激安S25 LED ダブルは、LEDを介して

 ブレーキの電気がスモール系統に流れ込む、逆流とも言えるでしょうか。

 どうやら、ちゃんとしたLEDなら、逆流しないようにLED側にダイオードが入ってるみたいですが、激安には入ってないのかと。

 私、電気は全くのド素人なので「ダイオード」が何なのかから調べてみたら、判りやすい表現だと、電気版ワンウェイバルブみたい。

 おーそんな便利な物があるのか! と驚き(^^;

 近所だったら、ホームセンターでエーモン製が400円くらいで売ってるみたいですが、Amazonで10個100円送料込み200円!

 という、これまた激安品が売ってたので早速注文。三日で届きました。↓これです。100V 1Aなので100W対応だからキャパはOKでしょう。

 

 で、こいつをどこに付けるかですが、直接水がかからない室内側=トランク内で探してみました。

 ↓トランク右側の内装を剥がすと、左右のブレーキ、ウィンカーの配線が合流したコネクターがあります。
   合流してるので、ここにダイオードを追加すれば一個で済みます。

 

 どれがスモールの配線だ? でネットで調べると、赤がスモール、緑がブレーキという情報がありました。

 だけど、赤が2本ある・・・・・↓ テールランプユニット側を見てみると、赤に黄色のラインが入ってます。これだ!

 

 ↓赤に黄色ラインの線を切って、5mm程度皮を剥いで、ハンダを盛ります。

 

 ↓ダイオード側にもハンダを盛ります。

 

 ↓ハンダ付けした状態。
   一つ大事なことを言い忘れてました。ダイオードは電気版ワンウェイバルブなので向きが大事です。
   グレーのラインが入ってる方が下流側です。

 

 ↓ショート防止のためにビニールテープを巻いて完成。ちょっと乱暴で雑な仕上がりですが、ショートさえしなければいいので。

 

 これで完成!

 ブレーキ踏んでもメーター類はもちろん光らなくなりました。

 激安LEDは手間がかかることが判りましたが、それでも激安で仕上がるので、これはアリです!





 ウィンカーLED化 : 2016年2月22日

 この作業、結構、ネットで検索すれば出てくるので私が紹介するまでも無いのですが、意外と苦労したことや、

 格安で出来ることが判ったので紹介します。

 まず、ウィンカーのLED化で必須なのが「ICリレー化」。

 純正のリレーは、想定した電気負荷でちょうど良いリズムでウィンカーを作動させる構造の為、電気負荷の低いLEDにすると

 早くなってしまい、いわるる「ハイフラ」になってしまい車検も通らないし、カッコ悪いです。

 ICリレーも格安の物が出回ってますが、amazonでレビューや値段を見て探し回った結果、これが最安だと思います。

 バイク用として販売されてますが、車にも問題無く、それどころかLEDじゃなくてハロゲン球でも動作確認済みです。

 送料込み530円。左が今回購入した物で、右が純正。

 

 これ、みなさん苦労なく外しているみたいなんですが、私はなかなK取れず指は切るし、嫌気が刺して一度作業中断したくらい。

 場所は運転席足元のヒューズボックスにくっついてて、軽く取れれば何の苦労も無いのですが、とにかく硬くて。

 で、私は、どうせ交換するんだから壊れてもいいやという勢いで、ウォーターポンププライヤーでつかんでグリグリひねって外しました。

 両サイドの爪を起こしておく必要もあります。

 

 リレーの取り付けですが、上の写真の通り、ICリレーはでかくてそのままでは付かないので、延長コードを作りました。

 で、適当な位置にタイラップで固定して完了。気にしていた「カチカチ音」は違和感無いレベルでした。

 

 ウィンカーに使ったLEDがこれ。amazonで4個で送料込み470円。ICリレーと合わせてちょうど1000円! これ以上安いのはないでしょう。

 S25 シングル 27連 ホワイト、安いのにレビューの評価がそこそこ良いので選びました。27連って・・・芸術作品ですね。

 

 ブレーキランプやウィンカーは、明るさが重要で、LEDの中には暗い物もあるので、こればっかりは使ってみないと判らないかと。

 で、これはどうだったかというと「当たり」です。純正のハロゲンよりも明るいです。昼間でも十分な明るさを確保してます。

 夜見てみたら、ちょっと明る過ぎ?というくらいな感じなので、安全上はバッチリでしょう。

 点滅の感じも、いかにもLEDで、パッと付いてパッと消えます。ハロゲンのボヤ〜としたのとは全く違います。

 LEDが出始めたころは点滅具合に違和感があったものですが、純正LEDの車種も増え、もうすっかり違和感は無いですね。

 今回のLED化で期待していたことがありまして、私のカプチーノは電気系が貧弱で、バッテリーが古いせいもあると思いますが、

 交差点でウィンカーをつけると、アイドリングが若干不安定になるので、LED化で電気負荷が減れば改善されないかと。

 で結果は、目論見通りアイドリングの安定感が増して大成功です。

 今回、同時にフェンダーサイドの電球も交換しました。

 ここは、T10なんですが、奥行が少ないので背が高いLEDは装着できません。

 T10サイズLEDは、かなり色々な物が出回っていて、且つ、究極に安い物が売ってます。

 まずは↓これ。全て楽天で売られてる物で、2個で60円送料込み! いったい送料はいくらなんだ・・・

 

 次は↓これ。左側2個の使い古したハロゲン球は参考で、一番右側はamazonで買った4個500円の物、その隣はアストロで300円。

 

 で、これらをカプチーノに付けてみたら、↓この通り。これらは背が高すぎて外側のレンズに干渉してしまい取り付けできません。

 

 そうなると消去法で、付けられるのは、6連LEDか、アストロ300円。

 結果、アストロ300円は暗すぎてNG。暗すぎるレベルはハンパ無く、これが使える場所って思いつかないってくらい暗いです(^^;

 対して格安一個30円送料込み6連LEDは明るさ文句無しでこれに決定。サムスン製LED使用と書いてるだけあります。

 室内のメーター内の電球もLED化済みなので、ウィンカー系統はこれで全てLED完了しました。

 残るは、ブレーキランプとエアコンパネルのみなので、これらも近々LED化予定です。





 追加メーター LED化 & 0点補正(校正) : 2016年1月24日

 現在、ブーストメーターは、トラストGreddyのφ60機械式を使っています。

 このメーター、バックが白で見易いんですが、夜は薄暗くって見にくいのが嫌だったので、電球交換ついでにLED化しました。

 ↓この写真は交換後で、実際はもうちょっと暗くていい感じになりました。交換前の写真がなくてすみません。
 

 メーターのLED化の細かい手順については、詳しく紹介してくれてる人が多いので割愛します。

 今回、私の場合、使用したLEDはT5サイズとして10個で500円くらいで以前、通販で購入した物。

 今はLEDはものすごく安いですね。白熱球?というか普通のバルブよりも安いですよね。

 しかし、明るさはピンキリで、私が以前純正のメーター電球を全てLED化した結果、全体を照らすT10は良かったのですが、

 警告灯類のT5はいまいちで、色との相性もあるようで、ウィンカーの緑とハイビームの青は明るくて問題ありませんが、

 それ以外のサイドブレーキやシートベルト等の赤色は暗くて見づらく、おそらく車検は厳しいレベルかと。

 で、これらの赤色用は白熱球に戻したので、そのLEDを今回、ブーストメーターに使ってみました。

 私のトラストのブーストメーターは、以前オークションで購入したので何年物か判りませんが、相当古い物と思われ、

 非分解式なので電球交換も出来ないのですが、全面ガラスの周りのカシメをマイナスドライバーでこじって開けました。

 ↓作業風景。左側が純正の電球で2個です。なので電球から離れたブースト0.5あたりは相当暗かったです。
 

 ↓基盤にLED4個をハンダ付けした後。右下は構造的に真っ直ぐ付かなかったのでこんな位置にしました。
 


 次は0点補正。校正とも言いますが、私が勘で適当にやった物なので校正とはとても言えないですね。

 修正前の写真がなくてすみませんが、機械式でゼロ点がズレるのって長く使うとどうしても避けられないと思います。

 私の場合、マイナス側に0.05くらいズレてて以前から気になってたので、開けたついでに補正に挑戦。

 最初は、マイナス側にずれてたので、針をプラス側にムリにいっぱい回すことで塑性変形を試してみましたが、

 そんなことくらいじゃ全く変わりませんでした。

 次に試したのが、裏から見ると「U字」に曲がっている所があるので、そこをラジオペンチでつかんで軽くひねってみた結果、

 0点に変化が出てきて、微調整を3回程度やっただけでいい感じになりました。
 


 ここからは参考ですが、EA21R購入時に付いていたトラスト電気式φ52水温計と排気温計は、電球交換がバラさなくても裏から出来るので、

 T3のLEDがそのまま使えました。↓小さくて判り難いですがLED化した状態で明るくてとても見やすく気に入ってます。
  こうやって見るとエアコンパネルもLED化したくなるな


 ↓これは以前、大森のφ52ブーストメーターをLED化したときの写真です。これには青色LEDを使いましたが以外と見易かったです。
 

 この作業って、手間がかかり以外と時間がかかりますが、安い割に違いがはっきり出るので満足度が高いです。



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